■骨董品の真贋
テレビショーで骨董品の真贋が取りざたされることがあるように、骨董については、真贋に関わる問題を切り離すことができない。
骨董市で流通するような安価な骨董品については、偽物を騙して販売することを目的として製作された偽物はそれほど多くはない。
それは、十分に騙せるだけの偽物を製作する手間に対して価格が釣り合わないためであると考えられる。
むしろ、不十分な鑑定によって誤って販売された模造品や、簡単な化学処理や染色などを施して実際より古いように見せかけた物品、作者や年代を偽って販売された物品が偽物として問題となる。
高価な絵画や古書など、手間を掛けて偽造する価値のある物品においては、騙す目的で製作された偽物が大きな問題となる。
これらは非常に高等な技術を持って偽造され、鑑定の難しい物も少なくない。
■骨董品の価値
骨董品に定価は存在せず、年代や希少性、作者などに対して見いだされた価値によって価格が決定される。
そのため、売り手や買い手の価値観によって大きく左右される。
またそれ故、年代や作者を偽るなどして、不当に高い値段で取引されるといった問題も起こる。
■海外における注意
文化遺産の保護などを目的として、骨董品の輸出を規制している国もある。
そのような国から海外へ骨董品を持ち出す場合は、違法となることがあるので注意が必要である。
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
